2021-05-20 第204回国会 参議院 環境委員会 第10号
その上で、IPCCによりますと、地球温暖化を一・五度に抑える排出経路については、二〇五〇年前後にこのCO2排出量、正味排出量がゼロに達するような排出経路がそれに相当するというようなことでございますので、世界全体で、しかもその四六%削減という今回の目標については、日本で見ると、その二〇五〇年カーボンニュートラルと整合しているという関係でございます。
その上で、IPCCによりますと、地球温暖化を一・五度に抑える排出経路については、二〇五〇年前後にこのCO2排出量、正味排出量がゼロに達するような排出経路がそれに相当するというようなことでございますので、世界全体で、しかもその四六%削減という今回の目標については、日本で見ると、その二〇五〇年カーボンニュートラルと整合しているという関係でございます。
欧州グリーンディールでは、二〇五〇年までに正味排出量ゼロを目標としておりまして、さらに、二〇三〇年の目標として五五%削減への引上げを目指しております。そして、投資する案件が環境面から見て持続可能であることを明確化する規則として、グリーンタクソノミーを検討しております。
一・五度特別報告書は、世界全体の人為的なCO2の正味排出量を二〇三〇年には二〇一〇年対比で四五%削減する、二〇五〇年には実質ゼロにしなければいけないと言っています。しかし、日本の長期目標では二〇五〇年に八〇%削減となっています。このオレンジの棒グラフの部分であります。